悪いのは会社や家族!?新型うつ病の治療をしよう

新型うつ病の傾向とは?

まじめで責任感が強いためについ無理を重ね、すべてのことに対する意識が低下するのが、典型的なうつ病ですよね。これに対して、自分の好きなことなら意欲がわくものの、ストレス環境に置かれると、うつ症状があらわれ、人に対して攻撃的になるのが、新型うつ病なんですよ。幼いころから親に過干渉で育てられたり、やりたくないことはやらずに済んだ、などの本人の生育環境や、ストレスの受け止め方にも要因があるとされていますね。本人が感じるだるさや憂うつなきもちは、うつ病と同様に深刻ですが、典型的なうつ病と比較しても薬が効きにくいため、本人の焦燥感も強くなり、悩みが深くなりがちなんですよ。

周囲は理解と励ましを!

思いどおりにいかないと、イライラして人を攻撃する、ミスしても反省がなく謝らないなど、新型うつの人は、しばしばトラブルを起こしがちですよね。しかし、つらい局面を支えられるのは、家族や身近な友人ですよ。本人の性格にも要因があるだけに、その考え方のクセを解きほぐしていくことが治療には欠かせません。周囲の人は、医師と連携しながら、本人の自尊心を満足させる「いいところ探し」をして、上手に褒めながら「頑張ってみようよ」というメッセージを根気強く送ることが必要ですね。

認知行動療法が治療の中心に!

うつ病の治療では、通常、休養、抗うつ薬などによる薬物療法、考え方を変える「認知行動療法」などがとられ、典型的なうつ病では1カ月ほどすれば何らかの改善効果が見られますよね。しかし、新型うつ病は薬の効果が出にくく、症状が慢性化しがちなんですね。むしろ、本人の根底にあるストレスの受け止め方や性格のクセを修正していく認知行動療法をじっくり行うことが、有効視されているんですよ。その方法の一つが「行動記録表」に書き込むことで、うつ病症状のきっかけとなるストレスについて整理したり、そのうえで環境を変える方法を考えるなど、患者と話し合いながら、環境への適応を支援していくことが治療の柱になりますね。

うつ病は早めの治療が大切です。うつ病の治療にはゆっくり休養する事と薬を服用するなど状況によって使いわけます。